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『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』より、音楽にフィーチャーした映像と新たなポスターが解禁。
11月15日(金)に日本公開となる『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』より、新たな特別映像と4種のラージフォーマットポスターが解禁された。
1作目から継承された音楽
リドリー・スコット監督のアカデミー賞作品賞受賞作『グラディエーター』。その続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が、同監督によって作られた。アカデミー作品賞受賞作品の続編が同じ監督によって手がけられるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972年)の続編である『ゴッドファーザー PART II』(74年)以来だという。
前作『グラディエーター』でアカデミー作曲賞にノミネートを果たしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』やクリストファー・ノーラン監督作品でも同じみのハンス・ジマー。映画音楽界を代表する名作曲家であるジマーから今回バトンを受け取ったのは、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズだ。ハリーは『キングダム・オブ・ヘブン』でもスコット監督とタッグを組んでおり、ほかにも『ナルニア国物語』シリーズではゴールデングローブ賞作曲賞を受賞、グラミー賞にノミネートされたり、人気ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの音楽も担当したりと幅広く活躍している。
ジマーは「すばらしい作曲家だ。彼の才能には驚かされるよ」とハリーを絶賛しているが、ハリーはそれに対して「ハンスが手がけた前作の要素を取り入れた。だから最高の音楽に仕上がったんだ」とジマーをリスペクトしている。さらにジマーはそれに対して「ハリーはそれ以上を成し遂げた、すばらしいことだ」と絶賛を返しており、双方の尊敬がうかがえる関係性を見せてくれた。
さらにハリーは「リドリーは音楽に対して非常に正直だ。彼がイメージする物語の明暗を、私が音で表現する。アクションシーンの迫力と、ローマの品格とのバランスを保ちながらね。“(主人公の)ルシアスが、(前作の主人公)マキシマスとなる”という文を台本で目にして、ハンスのように、この映画を象徴するルシアスのテーマを作ろうと決めた」と今作の音楽へのこだわりを明かしている。
リドリーも「音楽はメッセージだ。映画に命を吹き込んでくれる。この作品を見て、誰もが共感するはずだ」と、音楽の仕上がりには大満足の様子。