国内では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、EV普及とEV充電インフラの拡充が進められている。日本自動車販売協会連合会の発表によれば、9月時点のEV(乗用車)の登録台数は1.6%と普及率は芳しくないのが実情だ。
ガソリンと電気の両方を使用して走るPHEVの1.3%と足しても1割に満たない現状の背景には、EVのインフラへの課題が残っていることが考えられる。
この課題解消のために、経済産業省はEV充電器を2030年までに30万口(現在4万口)とするなど、充電インフラ整備に取り組んでいる。
道の駅を長距離ドライブの充電拠点地へ
特に、長距離ドライブでは道中での充電は不可欠。全国に1,221駅(※)ある「道の駅」は、移動者にとっての休憩機能を有しながら、EVにおける長距離ドライブの充電拠点として期待されている。
「マルメロの駅ながと」は、地域情報や観光情報などの情報発信の拠点、観光や流通など多くの人々が集い行き交う交流の拠点を目指すとともに、「Terra Charge」を導入することで、地域住民が暮らしに利用する生活の拠点として発展することも目指していく。
豊かな自然によって育まれた長和町の名産品や温泉とともに、体と車の充電時間を過ごしてみては。
※2024年8月7日現在
■道の駅「マルメロの駅ながと」
住所:長野県小県郡長和町古町2424-19
営業時間:9:30~18:00
駐車場:大型車16台/普通車48台(障がい者用3、電気充電2、思いやり6)
詳細:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19180
Terra Charge:https://terra-charge.co.jp
(Kanako Aida)