◆小さなことから始めてみる
朝、起きて、食事の支度。自分の身支度。子供の面倒。この生活から隙間時間を見つけるのも難しそう。あきらめるのはまだ早い。レンチンしている間にスクワット、歯磨きしている間に爪先立ち、等々、ちりつも運動は必ずあります。
本書の「『ついで運動』できるかな」が、まさにそれ。床みがきや窓拭きの動作を大きめに、というのには思わず大きく頷いてしまいました。掃除もダンスよろしく全身を使ってやればかなりの運動量ですし、部屋もきれいになって一石二鳥です。
まずは、運動に対する固定観念を捨ててみるのも大事だと思いました。ジムに行かねばならない、ウエアやシューズを身につけなければならない、といったいわゆる形から入る形式ですね。
いいえ、形から入ってもいいのですが、仕事に家事に子育てに追われていればカッコなんかつけていられません。掃除ついでに動き、子供のお迎えついでに走って、少しでも効果があれば次のステップへ広げていけばいいのです。