ブラックリストに載ったら「クレジットカードが作れない」「ローンが組めない」という噂を聞いたことがある人は多いかもしれません。
しかし「ブラックリストに載る」のはどういうことか、具体的にどんな弊害が生じるのかを正確に知っている人はそう多くないのが現状です。
そこで、ブラックリストに載ると生活にどんな影響を与えるのかについて、本来の意味も交えながら詳しく解説します。
ブラックリストに載るとはどういうこと?
私たちがクレジットカードやローンなどお金を貸し借りする取引(信用取引)を利用した場合、その利用履歴はデータとしてまとめられます。
これを信用情報といい、信用情報機関と呼ばれる企業・団体が管理しています。
そして支払能力に重大な影響を及ぼすトラブルが起きた場合は、“金融事故”として一定期間登録されます。「ブラックリストに載る」とは、信用情報に金融事故が登録されている状態と考えましょう。
ブラックリストに載るとできなくなることがある
「ブラックリストに載る=信用情報に金融事故が登録されてしまう」と、生活の様々な面において影響が及びます。
1. クレジットカードが作れない可能性がある
クレジットカード会社によりますが、ブラックリストに載ると、クレジットカードが作れなくなる可能性があります。
支払能力に重大な懸念が生じている以上、発行元が利用代金を回収できなくなるリスクを負うことになるためです。