■カピバラの前歯は一生伸び続ける
カピバラは、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属に分類される齧歯(げっし)類。平均体重が42kgで、ネズミの仲間のなかでは最大種です。4本脚で立ったときの体長は1.1〜1.3mにもなるそう。
カピバラの特徴とも言える大きな歯ですが、齧歯類は前歯が伸び続けます。そのため、カピバラは歯が伸びすぎてかみ合わせが悪くならないよう、石や枝をかじって歯を削るのだとか。
■カピバラは温泉が好き
また、温暖な水辺に生息しているカピバラは、暑さと寒さが苦手。しかし温かいところは大好きなため、寒い時期には温泉に入ってリラックスすることも。
伊豆シャボテン公園動物園(静岡県伊東市)によると、当時の伊豆シャボテン公園でお湯を使ってカピバラの展示場を掃除していたところ、飼育員が湯だまりに足やお尻を浸けてくつろぐカピバラたちの姿を発見。偶然に風呂好きなことが分かり、カピバラの展示に露天風呂を設置したことが始まりだといいます。
伊豆シャボテン公園動物園でカピバラの露天風呂が見られるのは11月から4月まで。気になるかたはシーズンに足を運んでみては!
提供・fumumu