節約や貯蓄を続けられる人は、結局マメな人、ズボラな私には務まらない! 私はずっとそう思っていました。でも違います。『節約主婦の今すぐ真似できる1000万円貯蓄』の著者、くぅちゃんは多忙で面倒なことが苦手なワーママ。しかもお金の知識はゼロなうえに、もともとは浪費家だったといいます。そこからどうやって貯蓄1000万円に到達したのか、興味ありますよね。

1000万円貯めた主婦の節約&貯蓄術 写真はイメージです。(以下同じ)

 ここで、くぅちゃんファミリーを本書から抜粋して紹介します。 ・くぅちゃん(40歳)……元看護師。現在はWEBの仕事が本業。 ・夫(39歳)……ボーナス、退職金なしのベンチャー企業勤務。 ・長男(12歳)、二男(9歳)の4人家族です。

 夫婦は別財布で家計支出は夫婦で分担という、ざっくりとしたやり方。それでも毎月の貯蓄額は13万7000円なのだから、ご立派としか言いようがありません。収入アップがなかなか望めない世知辛い世の中、見逃しがちな節約術を紹介していきましょう。

はずせないのは食費の見直し

すごっ!1000万円貯めた働くママの節約術。食費の抑え方が目からウロコ
(画像=『女子SPA!』より引用)

はずせないのは食費の見直し くぅちゃん一家の食費は1ヶ月4万円。育ち盛りの男の子がふたりいて、これはかなり優秀。家族がいてもひとり世帯でも、節約を左右するのは食費です。特売日に買いだめして食材を余らせる、という失敗は私もよくやりました。安い、お得、というキャッチコピーに惑わされてはいけないのです。熟考の結果、くぅちゃんが出した結論は「1週間の献立ルーティン」と「曜日ごとのメインおかず」を決めること。

 具体的には「月→魚の日」「火→揚げ物の日」「水→肉の炒め物、煮物の日」という感じで「土→残り物一掃デー」「日→リクエストデー」とメリハリも十分。一見して手間がかかりそうですが、平日に細々残ってしまった食材を土曜日に一気にカレーにしたり、手巻き寿司にすれば、冷蔵庫もリセットできてストレス解消にもなります。

焼肉のたれやドレッシングは手作りする

 冷蔵庫といえば、意外に場所を取るのが調味料。でも、焼肉のたれやドレッシングは手持ちの材料でササッと作れてしまうのです。使用頻度の多いものを、本書から抜粋してみました。

すごっ!1000万円貯めた働くママの節約術。食費の抑え方が目からウロコ
(画像=『女子SPA!』より引用)

焼肉のたれやドレッシングは手作りする・焼肉のたれ  しょうゆ  90ml  砂糖   大さじ3  みりん   大さじ3  ごま油   大さじ2  酒   大さじ1  白いりごま   大さじ3  おろしにんにく   小さじ1  おろししょうが   小さじ1/2  コチュジャン   小さじ1/2

・中華ドレッシング  しょうゆ   60ml  酢   30ml  ごま油   30ml  砂糖   小さじ2  白いりごま   適量

 いかがですか。レンチンしている間に完成してしまうくらい手軽ですよね。