■「乞い願う 」と書くことも

『デジタル大辞泉』(小学館)によると、「希う」は「強く願う」「切望する」のやや古風な改まった言いかたとのこと。また、「乞い願う」と記すことも。

「希」という漢字は、音読みで「キ」「ケ」、訓読みで「まれ」「ねが(う)」「こいねが(う)と読みます。「キ」には「めったにない」「濃度が薄い」「ギリシャ」という意味があるなか、「希う」の意味に通づる「ねがう」という意味も持っています。

■「読めなさすぎる」 「おしゃれすぎる」

「希う」についてネット上の反応を見てみると「初見で読めなさすぎる」「読めそうで読めない感」という反応がつぶやかれています。さすが難読漢字…。多くの人がその読みかたに驚いているようです。

また、読みかたを知った人の「素敵よね」「希うの読みかたおしゃれすぎる」「読みかたかっこよくね!? めっちゃ好き」「希望って言葉が苦手だったんだけど、『希う』の読みかたが『こいねがう』だと知って、いいなと思えたんだ~。そうであってほしいと強く望みを持つこと」という声も見受けられます。

日常生活でも馴染み深い漢字が使われている言葉ですが、意外と知らない人が多かった「希う」。これを機に読みかたを覚えておきましょう!

提供・fumumu