隣の部屋に家族が引っ越してきた

「仕事は会社員なのですが、副業OKなので趣味を兼ねてハンドメイドの作品を手作りサイトで販売しています。商品の在庫や作品作りに必要な材料がたくさんあるので、広い部屋を借りました。今の部屋は築年数は古いけれど家賃は8万5千円。部屋の1つを物置にして商品の在庫などを置いています」  

仕事に趣味に、充実した毎日を送っていた丸山さん。しかし、平穏な生活はこのコロナ渦であっという間に崩されてしまったといいます。

「ことの始まりは今年6月でした。ずっと空いていた隣の部屋に家族が引っ越してきたんです。コロナ禍だからか挨拶には来なかったのですが、隣の部屋から物音が聞こえるようになってから気がつきました。  

でも、物音ならまだしも困ったのはタバコです。風向きによっては煙が洗濯物に直撃するんです。ニオイがつくから嫌だな……と思っていました。でも、コロナ禍で外出する機会が少なくて、隣の住人とも顔を合わせなかったのでなかなか注意できませんでした」