裾の部分も、デザインに違いがあります。ワークマンの裾は真っ直ぐな太めの1本ゴムですが絞りにはなっておらず、あまり伸縮しません。一方、ユニクロは細めで伸縮性のあるゴムで、絞りになっています。
◆素材と洗濯表記もチェック!
素材も見てみましょう。ワークマンの素材は、綿95%とポリエステル5%で、ユニクロは、綿100%です。
ワークマンの素材に入っているポリエステルは、吸水性に優れていて、シワになりにくい素材だそう。確かに、ワークマンはユニクロよりもサラッとした触り心地で、生地は薄めです。ユニクロは、トレーナーのような厚みと柔らかさがあります。
洗濯表記はほとんど同じで、40度までの弱い洗濯、日陰のつり干し、そして150度を限度としたアイロンがかけられます。
洗濯表記の違いですが、ワークマンは漂白剤の使用はできません。しかし、非常に弱い操作であればウエットクリーニングが可能。ユニクロは、酸素系の漂白と、特定の洗剤による弱いドライクリーニングができます。
生地にポリエステルが入っているかいないかで、洗濯の仕方に少し違いがあるようです。
◆筆者が着てみました
着てみると、すっきり見えるのはワークマンでした。生地が薄くて肌馴染みがよく、履いていて気持ちが良い肌感。一方のユニクロは、生地が厚めで全体的に守られている安心感があります。
サイドからみると、ワークマンは生地が薄い分、身体のラインが出ています。ただし、裾に向かってタイトな作りになっていて、足が細く見えます。ユニクロは、ウエストから裾までストンと落ちて、裾のゴムでぎゅっと固定するデザイン。
バックスタイルを比較してみても、大きく違って見えるのは裾部分でした。ワークマンは足首が細くみえ、ユニクロはゴムできゅっと絞っておしゃれ感が出ています。