台湾のP.Seven茶香水の嗅覚アーティスト・潘雨晴氏とデザインで数々の賞を受賞している台湾デザイナーSkidのn everythingチームは、10月31日(木)~11月7日(木)の期間、2024年に設立したブランドnp(P. Seven x n everything)による展示「繁栄の時代に咲き乱れる花 江戸紫 香り展」を開催する。
台湾茶香水発祥のブランド- P.Seven茶香水-
P.Seven茶香水は、台湾茶香水発祥のブランドだ。創立者の潘雨晴氏は元は台湾茶のティーマスターで、台湾茶文化の聞香杯に残ったお茶の香りを残したいという思いからキンセン茶香水(台湾版:茗香水)が誕生。
フランス留学経験者の調香師を中心としたチームで、台湾の文化・土地を香りで表現したいという強い思いを形にすべく、日々開発研究を続けている。
江戸時代の美しい香りを解釈
新ブランドnpの初展示は、「繁栄の時代に咲き乱れる花」をテーマに、嗅覚アーティストの潘雨晴氏がメインフレグランス「江戸紫」を創作し、江戸の6つのシチュエーションに合わせた香りのハーモニーを表現。
視覚デザインチームは、江戸時代の美学と核心コンセプトを凝縮し、シンプルながら創造性に富んだ展示デザインと商品に新旧の融合をもたらしている。来場者は、嗅覚と視覚を通じて400年前の江戸時代の繁栄を体験できるはずだ。
特別に作られた6つの香り
香り展の中心は、嗅覚アーティストの潘雨晴氏が長年温めてきた江戸の香りで具現化したもの。メインフレグランス「江戸紫」と6つの香りのハーモニーが、江戸時代の華やかな繁栄を表現する。
特別に作られた6つの香りには、歌舞伎と浮世絵、高貴な和色、日本橋、下町情緒、蒔絵芸術、花火大会などが含まれ、香りを通じて江戸時代の人々の生活風景を描き出している。目を閉じれば、その光景が鮮明に浮かび上がるだろう。
また、来場者に配布される記念チケットは扇子のデザインが施されている。共に贈呈されるミニボトルの香水を直接扇子に噴きかけて香りを楽しもう。