以上のヒントから考えてみてくださいね。
「情緒」の読み方!正解は!?
正解は「じょうしょ」です。
しかし「じょうちょ」と読まれることがほとんどですね。
冒頭でも説明したように、「じょうちょ」という読み方は慣用読みとして認められているため、間違いではありません。
現在では、常用漢字表やNHKでも「じょうちょ」という慣用読みが採用されています。
「緒」という字は「一緒(いっしょ)」「内緒(ないしょ)」「由緒(ゆいしょ)」のように、普通は「しょ」と読まれます。
「情緒(じょうちょ)」のように「ちょ」と読むのは例外的だといえるでしょう。
最後はこの漢字!「荒らげる」
「声を荒らげる」などという時に使う、「荒らげる」の読み方をご存知でしょうか?
「あらげる」と読んでいる方が多そうですが、実は間違いです。
それでは、正しい読み方は?
「荒らげる」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇らげる」の5文字です。
- 激しく大きな声を出して怒ることをいいます。
- 「声を荒らげて言い争ってしまった」などと使います。
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「荒らげる」の読み方!正解は!?
正解は「あららげる」です。
「あらげる」だと「荒げる」という表記になりますね。
そもそもは「荒らげる(あららげる)」が正しい言い方ですが、最近ではテレビやラジオの放送でも「荒げる(あらげる)」を認めるようになっています。
「あららげる」は発音しにくいですし、「荒らげる」を「あらげる」と誤読している人が多いことも理由としてあるでしょう。
ただし、新聞社などではまだ「荒げる(あらげる)」は俗な言い方であるとし、「荒らげる(あららげる)」の方を採用しているようです。
出典:コトバンク
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