正解は「のみしろ」です!
「酒代」と書いて「さかだい」と読むため、つい混合してしまいますね。
一般には「のみだい」でも通じるので、慣用読みとして定着しつつあるのかも知れません。
余談ですが、あるアンケート調査で「お金をかけ過ぎて後悔したことがあるもの」の第一位が「飲み代」だったそうです。
他にも、「代」の字を「しろ」と読ませる言葉に「縫い代(ぬいしろ)」があります。
縫い代はとは2枚の布を合わせて縫う時に、縫い目よりも少し幅を持たせる部分のことで、多すぎると無駄でしかありません。
「飲み代(のみしろ)」という言葉にも同じような意味があるのかも知れませんね。
飲み代が高くなりすぎないように、くれぐれも注意しましょう。
最後はこの漢字!「開眼」
「開眼」の読み方をご存知でしょうか?
「かいがん」と読むのは、眼科手術などで目が見えるようになることをいう場合のみ。
「開眼」には違った読み方が存在しますよ。
「かいがん」と読む場合とは、意味も全く異なってきます。
さて、あなたにはその読み方がわかりますか?
「開眼」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「仏像や仏画に眼を描き入れること」や「真理・真髄を悟る」といった意味があります
- 「芸能の道に開眼したのは、劇団に所属していた友人の影響だ」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「開眼」の読み方!正解は!?
正解は「かいげん」です!
目が見えるようになることを「開眼(かいがん)」というため、「開眼(かいげん)」と混同している場合も見られますが、意味が全く異なります。
ヒントで紹介したように、仏像などに最後に眼を描き入れて魂を込めることを「開眼(かいげん)」と呼びます。
たとえば、お墓や位牌、仏壇などに読経をしてもらって、魂をこめることを「開眼供養(かいげんくよう)」と呼ぶのも、そこから由来しているのですね。