◆心ないアンチの言葉も伸び代に
――なるほど。他の整形をするに至った理由はなぜでしょう。
もえ:インフルエンサーとして活動し始めたのが28歳くらいなのですが、活動していく上で写真を撮る機会がかなり増えてきて。自分の顔を客観視する機会が増えたんです。そう思って歯列矯正をやり直して、その後に目頭切開をしました。
あとは、インフルエンサーをやっていると、アンチに「歯が出てる」とか「芋くさい」とかすごく言われてストレスになっていた時期もあったので、少なからず今の整形には影響しているのかもしれません。指摘されて落ち込むのではなくて、「じゃあ変わってやる」「金かけて直してやるよ」という思考が強かったから、今みたいにいっぱい整形しちゃったのかもしれないですね。
――アンチからの言葉が残っていたのですね。
もえ:そうやって第三者の意見が聞けるのは、今考えると新鮮だなと思うんです。友達は「ここ直した方がいいよ」なんて、気を遣って言わないじゃないですか。逆に友達の顔を見てそんなことも思わないし。アンチは第三者の目線で自分の欠点を分析して言語化してくれてるのかと思うと、「アドバイスくれてたんだな」「ありがたい」と考えられるようになりました。
もちろん言われたときはショックでしたけど、そういう声があったからこそインフルエンサーの活動の幅が広がってるのかなとも思ったりして……。だから絶対にめげないし、屈しない。嫌なこと言われて落ち込んでいたら、相手が望んでいる通りになってしまって悔しいので、私は逆に反発して伸び代に変えたいなと思っています。