◆息子の進路の不安を夫に話すと…
時間があるからこそ余計なことを考えてしまい、メンタルが絶不調なのに、今度は息子の心配をし始めてしまいました。けれど考え始めると止まりません。私立中学に入れるなら、もう急がなくちゃいけない。
夫にそれを話すと、怒り出しました。「引っ越しでさえ唐突だったのに、今度は中学受験だなんて何を突然言い出すんだ!」と。もう次から次へと新しいことをするな!と。
子どもの教育に関してはわたしがすべてやっていたのと、夫は私立中学への進学に関して反対ではなかったのでそれ以上は何も言いませんでしたが、ただ教育にはまったくの無関心。夫に細かく相談するわけにもいかず、ひとりで悩むしかありませんでした。
自分でも、なんでまたこの時期に、息子の勉強のことに気づいてしまったのだろうと思いました。ですが、子どもの成長は止まりません。今からなら中学受験の準備もまだ間に合う。逆に今を逃すと取り返しのつかないことになってしまうのではないかと焦りを感じたのです。息子を連れていろいろな塾を見て回りましたが、昔から勉強が嫌いな息子、さらに新しい場所が苦手な息子は良い反応をしてくれません。
しかも中学受験は親のサポートや家庭学習が不可欠。小さいころから何かを強制されるのが嫌いな息子は、家庭学習を促しても泣いて嫌がっている状態。これでは中学受験どころではありません。