まさに「辞めジャニバブル」といえる状況なのだが、これにまったく乗れていないのが旧ジャニーズ時代に山下と同じNEWSに所属していた手越祐也だ。
手越は2020年6月に旧ジャニーズ事務所を退所し、直後にYouTubeで生配信した緊急記者会見は同時接続数が当時の日本記録となる132万人を記録。その勢いのまま当初はYouTubeに力を入れ、数百万回再生の動画を連発していたが、ここ数年は再生数が急落している。最近は人気キャラとコラボしたテレビ埼玉の深夜番組『ちぃたん☆手越祐也のホンキでいきます(仮)』の動画を連投しているが、再生数は1万~3万回ほどという惨状だ。
「手越 GAME HOUSE」というゲーム専門チャンネルも運営しているが、再生数うんぬん以前にチャンネル登録者数が2万人ほどしかおらず、かつての絶頂期からは考えられない状況となっている。
また、先述したように他の辞めジャニたちは地上波の全国ネットやテレビCMなどで活躍しているが、手越は地方局やCS放送の仕事が中心。今春から始まった新番組も『手越祐也のGIRLS KEIRIN革命☆』というCSの番組だった。CD売上も低下傾向にあり、タレントとしてもアーティストとしても正念場が続いている。