10月現在、食文化の近い東アジアでの販売を中心として、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、中東、インドなど20か国以上に販路を拡大。同社は、その他の国々からも問い合わせを受けていることから、海外ユーザーがアクセスしやすい、海外向けのホームページも作成中だ。
乾麺工場を新設
また同社は、販売数量の増加に伴い、既設の工場設備での生産量が上限に達しようとしていることから、本社工場の東側に2026年9月完成を目途に新乾麺工場の建設に着手している。
新工場は延べ床面積5,174㎡、小麦粉サイロを備えた鉄骨構造3階建て、総生産量は1.5倍になる見込み。これによって、国内外での販路を拡大することが可能となるだろう。
健康軸商品の取り組みを強化
さらに同社は、従来の伝統ある讃岐うどんに加え、健康に留意する消費者に向けて、新しい商品ラインナップを次々と開発。
茶葉を粉末にしてうどんに練り込み食することができる「茶うどん」の開発に始まり、糖質を40%カットした「低糖質うどん」、国産小麦を表皮・胚芽ごとまるごと挽いた全粒粉100%で作る「国産小麦まるごと細うどん(※)」、大麦由来のβ-グルカンを豊富に含む地元香川県善通寺市産のダイシモチを25%使った「讃岐もち麦うどん(※)」などが誕生している。
石丸製麺の対象商品を購入して、「おかげさまで120周年キャンペーン」に参加してみては。
「おかげさまで120周年キャンペーン」特設サイト:https://www.store.isimaru.co.jp/view/page/120th
石丸製麺公式サイト:https://isimaru.co.jp
※機能性表示食品
(丸本チャ子)