■中国に伝わる民間療法

現地メディアの報道によると、男性は御年50歳。あまり学が無く、健康や医療の知識が乏しかったため中国に伝わる「便秘にはウナギを尻の穴に挿入すればいい」という迷信を元に今回の騒動を起こしてしまったとのこと。

この手の事件は数年おきに報道されており、(実際に試すか否かは別として)未だに民間療法として信じている人が少なくないのです。

確かにウナギは穴があったら入る習性を持っていますが、どう考えても危ない…。

■腹部は大変なことになっていた

開腹手術を行った男性の腹部は様々な細菌に感染しており、緑色の液体がへばりついていたほか、腸壁や肝臓にまで大量の膿、及び糞便がこびりついた状態だった様子。また、結腸破裂が併発していたことも報告されました。

その後、医師の適切な判断により回復し、元気な状態で退院したとのことです。

民間療法や迷信には科学的根拠が全くない物も多々あるので、体に異変を感じたらとりあえずプロである医者を頼りましょう。