◆「ハーフは劣化が早い」と言われたことも
なるほどね……。本当に不思議なもので、この見た目問題、大変根深いものが日本のみならず世界中にあると思うんです。
私は父親がアイルランド系アメリカ人。20代の頃から「ハーフは劣化が早いからな!」なんてご意見をいただいたことも多くあったものでした。
そして今アラフォーになり、私は今年およそ8年ぶり? にテレビなどのお仕事をさせていただいておりますので、
昔の私を知っている方からすれば、確かに「老けた」「やつれた」との印象を抱かれることは当然かと思います。でも、本当に不思議なんですよね。
例えば、Instagramなどでアンチエイジングを見据えた美容医療を積極的に取り入れている人を見れば、「不自然だ! 自然な老化が美しい!」という言葉が出てきたり、一方でその「自然な老化」なるものを受け入れている方の写真を見れば、「実年齢よりももっと上に見える! 見た目にもっとこだわるべき」なんて言われている。
もうどうしたらいいんですか!? どうしたら皆さん満足してくれるんですか!?(笑) なんてしみじみ感じてしまうわけです。
◆20代の頃よりも今の見た目のほうが好み
確かに昨今では男性に対しても、そういった見た目の変化をなんやかんやと言われてしまう風潮はあるのかもしれませんが、まだまだこの見た目問題、女性が圧倒的にそう言われてしまう機会が多いと感じるのは私だけではないはずです。
私自身の思いを言えば、はっきり言って、20代の頃よりも今現在の見た目のほうが私的に好みです。
確かに笑うと目の周りにシワもできるし、肌はだいぶ乾燥もするようになりました。私が所属している札幌のモデル事務所には20代の美しい女の子もたくさんいるのですが、その子たちのお肌を見ていると、フローレスでみずみずしく、なんと素晴らしい肌なんだろう! とうっとりと眺めてしまうことももちろんあります。