また、STUDY MEETING(スタディミーティング)は、「暮らしの豊かさとは」という問いについて、多様な視点や立場からひもとき、参加者と一緒に考えるトークセッション。
広島のまちや暮らしに彩りを与えてくれている各ジャンルのキープレーヤーをゲストに招き、広島の都市生活の豊かさやライフスタイルの多様性について県民・市民と共有してきた。今後も定期的な開催を予定している。
暮らしづくりの自由さと楽しさを共有
「創造的最利用な生活」は、豊かな住生活の実現とその手法としてリノベーションの普及を図ることを目指し、県民に暮らしづくりの自由さと楽しさを共有するプログラムだ。
ゼロから生み出すのではなく「いまある価値を生かして新しい価値や豊かな体験を得る」という共通軸にある多様なコンテンツを通じて、来訪者がモノの生かし方を知る。
そして新しいものにこだわらず、暮らしづくりや住まい選びの選択肢を柔軟に捉えられるような企画を展開している。
「循環・偏愛・迷想」をテーマに、11月3日(日)と4日(月)の2日間にわたって猫屋町ビルヂングとひろしまスタジアムパーク PARKSTUDIO2の2会場で開催。生活にまつわるトークセッション、DIYパーツのポップアップ、ワークショップ、私物フリマなどを開催する。
プロジェクトメンバーの既存コンテンツとの連携も
多様な主体との共創によるプロジェクトの展開に加えて、DIG:R HIROSHIMAの活動の方向性と連動した民間企業との連携事例も生まれている。
広島PARCOが毎年制作するLOOKBOOKは、新作の秋冬ファッションの魅力をカスタマーに届けるコンテンツとして企画。
今年発行された「2024 AUTUMN WINTER LOOKBOOK」は、DIG:R HIROSHIMAのプロジェクトメンバーでもあるパルコと連携。広島の街にある魅力的なスポットやカルチャー、人物に焦点を当て、撮影やインタビューが行われた。