和歌山県白浜町にあるグランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」は、季節限定オプションメニューとして、カツオのタタキを自分で作る「カツオの藁焼き体験」を開始。
グランピング施設ならではの食の体験を提供している。
和歌山×グランピングで楽しむカツオの藁焼き体験
「In the Outdoor白浜志原海岸」がある和歌山県紀南地域では、春と秋に黒潮に乗ってやってくるカツオ漁が盛ん。地元では「ケンケン漁」と呼ばれる引き縄釣り漁で1本ずつ釣り上げられている。
和歌山のカツオは魚体が美しく、また釣り上げ直後に活締めし、その日のうちに水揚げされるため、鮮度が抜群なのが特徴だ。
また、「In the Outdoor白浜志原海岸」施設の食事はシェフが監修している。「カツオの藁焼き体験」は、シェフのこだわりとグランピングだからこそ実現できる藁焼き工程が合わさった体験メニュー。カツオが水揚げされる秋と春の季節限定のオプションサービスだ。
カツオの藁焼き体験の工程
カツオのタタキは、その名の通り、塩やタレを叩いてカツオに馴染ませることに由来すると言われている。
「カツオの藁焼き体験」では、予めカツオと調味料や薬味が準備されており、利用者にはカツオに下味をつけて叩く工程、焚き火台に藁を敷いて焼く工程の体験を提供。その後、切って盛り付けて味わえる。
材料は地元産にこだわっており、カツオは紀南地域で水揚げされたカツオを使用。オリジナルのタレには、和歌山の特産品である湯浅の醤油と古座川の柚子を使っている。
プランの詳細
「カツオの藁焼き体験」はオプションで追加でき、素泊まりの人も利用可能。普段、家ではできないような調理工程や稲藁の火で焼く体験で、日本の文化にも触れるきっかけとなればとの同施設の思いが込められている。
なお、料金は1セット/2000円。2人からの申し込みが推奨されている。