俳優で歌手の田中健が23日に自身のアメブロを更新。“旅立つ友人”に捧げる弁当を公開した。
この日、田中は「旅立つ友人に捧げる弁当」を作ることを報告し「ステーキです」と弁当のおかずについて説明。「昨夜たまたま新鮮野菜が長野からたくさん届きました」と明かし「ステーキにサラダ、最初で最後の弁当づくりになってしまった」とコメントした。
続けて更新したブログでは「長年の友人に弁当作り やっぱり肉しか思いつかない」と述べ、キッチンに立ち料理をする自身の姿を公開。前夜に17日に76歳で亡くなった俳優・西田敏行さんの家族から「きっと西田は毎日健さんの家でもごはん食べていましたよ」と言われたそうで「励まされました」とつづった。
また「弁当作りながら曲がかかる」と述べ、西田さんが歌う曲を聞いていたことを説明。「『もしもピアノが弾けたなら』はまだ大丈夫なのだけど『淋しいのはお前だけじゃない』がかかると涙が落ちそうになりあぶない」とコメントした。
最後に「友人に捧げる弁当 完成編」と題したブログでは「弁当持ってお別れに行きます」と完成した弁当の写真を公開。「最後の会食は、皆にごちそうになったままでした・・・・。とても励まされたんだ。今朝は肉焼いてみました 西やんありがとう!!」と記されたメモの写真とともにブログを締めくくった。
この投稿に読者からは「泣ける」「西田さんは健さんの事が大好きで大好きで、心から愛していたと思う」「心がこもった素晴らしいお弁当」などのコメントが寄せられている。