さらに、最近の『相棒』はシリーズ最終回でオールスター状態の豪華キャストが集まっており、業界内では「終了を強く意識している」「シリーズのフィナーレでは、最強オールスターとして歴代相棒が全員集合するのでは」といった意見が根強くある。
その場合、初代の寺脇はもちろん、二代目・神戸尊役の及川光博、四代目・冠城亘役の反町隆史の出演はまったく問題ないだろうが、三代目・甲斐享を演じた平宮氏が引退状態で欠けてしまっては絵にならない。そのため、全員集合は幻に終わるだろうといわれていたのだが、平宮氏の復帰が濃厚となったことで実現の可能性がグンと高まった。そう考えると、今年1月に放送された『相棒』の元日スペシャルに甲斐の息子とその母親が登場したのも意味深だ。
平宮氏の俳優復帰報道は、見方を変えれば『相棒』終了が現実味を帯びてきた証拠の一つといえるのかもしれない。