ダノンジャパンは、持続可能な社会を目指し、食品ロス削減につながる取り組みとして、国内で製造しているダノンの全ブランドのヨーグルト製品の賞味期限を延長する。
2025年1月中旬出荷分より、賞味期限を延長した製品の出荷を開始し、2月1日(土)出荷分より完全切り替えとなる。
人々に愛されるチルド乳製品を手がけるダノンジャパン
ダノンは1980年に味の素ダノンとして日本市場に初めて参入し、1992年にカルピス味の素ダノンを設立。2007年に100%子会社としてダノン傘下に入り、社名をダノンジャパンに改めた。
ダノンの日本法人であるダノンジャパンは、チルド乳製品の「ダノン ビオ」「ダノン オイコス」「ダノンヨーグルト」「ベビーダノン」「プチダノン」、そして植物性食品(オーツミルク)の「アルプロ」を提供している。
また、同社は、日本の大手消費財メーカーおよび食品業界で初となるB Corp認証を2020年5月に取得した。
ダノンジャパンの食品ロス削減や品質管理への取り組み
ダノンジャパンは、「世界中のより多くの人々に、食を通じて健康をお届けする」というダノンのミッションのもと、日本の消費者のニーズに合った健康的でおいしい製品の開発に取り組んでいる。
それと同時に、人々の健康と地球の健康は相互につながっているという考えを反映したビジョン「One Planet. One Health」を掲げ、食品ロス削減に取り組んでいる。
同社が国内で製造しているダノンの全ブランドのヨーグルト製品の賞味期限は、従来より一般的なヨーグルトよりも長めの賞味期限となっている。
これは、時間が経っても酸っぱくなり過ぎず、まろやかな酸味を保つことができる同ブランド独自の乳酸菌を選んでいる。
また、時間の経過につれて増加する「ホエイ」とも呼ばれるヨーグルトの上にたまる水分「乳清」や、フルーツの色の変化などを抑える創意工夫をし、厳格な製造プロセスや品質管理を行っているためでもあるという。