エスエス製薬の解熱鎮痛薬ブランド「EVE(イブ)」のキャンペーン「お守りEVEキャンペーン」で展開したお守り型ミニポーチ「お守りEVE」が、2024年度グッドデザイン賞を受賞した。
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動だ。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されている。
お守りEVEキャンペーン
解熱鎮痛薬ブランドの「EVE」は、夢に向かって頑張る人が、どんなときも痛みに邪魔されることなく、最大限に力を発揮してほしいと考えている。
そんな思いから、2024年3月に「お守りEVEキャンペーン」を始動し、新生活に向けて頑張る大切な人にお守り型のミニポーチを無料で贈ることができるキャンペーンを実施した。持ち運び用の布製「お守り型ミニポーチ」のほか、スマートフォン上で携帯する「デジタル版お守り」や、手作りの要素を加えた「部活お守り型ミニポーチキット」、「お守り折り紙」など、様々なバリエーションを持たせて活動を広げていった。
デザインとPR手法が高く評価
お守り型ミニポーチ「お守りEVE」は、痛みを我慢しがちな生活者が、痛み止めの意義を正しく理解したうえで、必要に応じて普段から常備する行動を後押しできるよう開発された。
デザイナーはTEKO LEVERAGE、アートディレクターは山崎南海子氏。
このたび、「夢に向かって頑張る人を応援したい」というキャンペーンの主旨を効果的に伝えることを目指したデザインとPR手法が高く評価され、お守り型ミニポーチ「お守りEVE」が2024年度グッドデザイン賞を受賞した。
デザイナーは、「(前略)もらって嬉しいお守りとなるデザインをすることを強く意識し、大切な人を想う気持ちをそのデザイン柄で表現するため、日本に昔から伝わる様々な文様の持つ意味をデザインに込めました。また、お守りの名前も自由に入れられるカスタマイズ性を持たせることで、パターンは無限の可能性に広げられるよう工夫しました。」とコメント。