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映画『ウィキッド ふたりの魔女』(原題:WICKED)より特別映像が公開。
20年以上愛され続ける名作ミュージカル「ウィキッド」の映画化である『ウィキッド ふたりの魔女』が、2025年春に日本公開となる。主演はエミー賞、グラミー賞、トニー賞など輝かしい受賞歴を持つシンシア・エリヴォ(ミュージカル「カラーパープル」)とグラミー賞の常連であるトップスター、アリアナ・グランデ。監督は『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが務める今作より、主演のふたりのオーディション&キャスティングにまつわる特別映像が公開となった。
特別映像においてジョン・M・チュウは、「(監督したい作品を聞かれるたびに)迷わず『ウィキッド』と答えていた」と振り返る。
シンシア・エリヴォは本作を「唯一無二の作品」と称賛。彼女が演じるエルファバは、周囲から偏見や先入観をもった不当な扱いを受けているキャラクター。彼女は後に“悪い魔女”と呼ばれることになる。シンシアは孤独なキャラクターであるエルファバに強く共感し、「人と違う存在でいる気持ちが私には痛いほど分かるの」と語っている。
一方、アリアナ・グランデの演じるグリンダは後に“善い魔女”と呼ばれる存在。エルファバとは対照的に社交的な性格であり、周囲からも人気を集めてはいるものの、まだ自分の本当の心を見出していないキャラクーだ。アリアナは10歳の頃に舞台を観に行き、「登場人物との絆を感じた」という。どちらの魔女を演じたいかと聞かれた際にも「グリンダ」と即答しており、どれほどグリンダ役を待ち望んでいたかが伺える。
実力と人気を兼ね備えたシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデすらも、役が決まった際には感動の涙をあふれさせるほどに愛される不朽の名作「ウィキッド」。チュウ監督がシンシアについて「繊細な演技だった。頭に焼きつくほど印象的だった」と、アリアナについて「僕の知っているアリアナとはまるで別人だった」と感銘を受け、「これまでにない体験を観客に届けたい。僕と同じ気持ちを劇場で味わって欲しい。笑ったり歌ったりして感じられる。自分は変われたって」と今作を自信をもって送り出す今作がどのような映画化となるのか、強い期待が高まる。
『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春公開。