「類は友を呼ぶ」ということわざがありますよね。いったいどういう意味なのか知っていますか?!実は「類は友を呼ぶ」という言葉は、あなたにとって、自分という人間を理解するためには必要なことなのです。いったいどういうことなのか、この記事で見ていきましょう。

「類は友を呼ぶ」という言葉をご存知ですか?!

「類は友を呼ぶ」ということわざがありますよね。

ご存知ですか?!

類は友を呼ぶ、ということわざは、似た者同士の夫婦や友達なんかをからかう時に使ったりしますが、実はあなたのことを言っているのかもしれません。

実は「類は友を呼ぶ」というのは、あなたの身の回りの環境や心理状態を表している言葉だということもできるのです。

いったいそれはどういうことを意味しているのか、この記事では「類は友を呼ぶ」という言葉の由来や意味、このことわざが発動されている場面についていろいろと見ていきたいと思います。

「類は友を呼ぶ」の由来とは?

まず気になるのは、「類は友を呼ぶ」ということわざの由来です。

「類は友を呼ぶ」ということわざの由来ですが、このことわざはどうやら明治時代から昭和初期に使われるようになった言葉だとのことで、ことわざの中では新しい言葉のようです。

ただし、由来を調べてみると、同じような意味でつかわれる言葉は江戸時代までにたくさんあったそうです。

「類は友を集める」「類を以て友とす」「類を以て友を引く」といった言葉が同じ由来で使われていたそうです。

これらの言葉の由来となっているのは、中国の易経にある「類は友を以て集める」だと言われています。

易経は古代中国で編纂されたもので、長い長い歴史がある書物です。

遠い昔の人の知恵が由来となって、現代にまだ生きているということなんですね。

「類は友を呼ぶ」の言葉の意味は?

次に気になるのが、「類は友を呼ぶ」という言葉の意味ですよね。

これは辞書で調べてみると「気の合うものや、似通ったものは、自然に寄り集まって仲間を作る」という意味で出ています。

似た者同士は寄り集まる、ということなんですよね。

この言葉だけを見てみると、そんなものかと思うのですが、やはりそこは古代中国から続く知恵です。

実は私たちの心理の深いところを突いている、とても深い深い言葉なんですよね。

一体、「類は友を呼ぶ」というのが私たちの心理をどのように表しているのか、見ていきましょう。

「類は友を呼ぶ」は実は引き寄せの法則!

最近よく「引き寄せの法則」という言葉を耳にしますよね。

「引き寄せの法則」とは、自分が心で強く願ったことを引き寄せることができるというものです。

そういうと「引き寄せの法則」とはオカルトじみて聞こえてしまうのですが、実は「引き寄せの法則」はオカルトではありません。

「引き寄せの法則」は心理学的にも裏づけされてることなのです。

例えば「ハンバーグが食べたい」と思ったとします。

するとハンバーグを「引き寄せの法則」で引き寄せてしまうのです。

というのはオカルトになってしまうのですが、これも心理学的に説明ができるのです。

「ハンバーグを食べたい」と思うと、どうすればハンバーグが食べられるのか脳が考えるようになります。

するとハンバーグがおいしいお店へ行こうとか思ったり、スーパーに行ってもハンバーグやハンバーグの材料が目につくようになります。

結果として夕食にはハンバーグが並ぶことになるのです。

ハンバーグを食べたいという思考から見事にハンバーグを引き寄せましたよね。

「引き寄せの法則」とは、オカルトでも何でもありませんよね。

心理的にはごく当たり前の働きなのです。

この引き寄せの法則は人間関係にも言えることで、人間は自分が普段考えていることと似たようなことを考える人を引き寄せてしまうのです。

結果として、自分の周りにはいつも自分と同じような考え方や趣味嗜好を持った人が集まっている、ということになるのです。

これが「類は友を呼ぶ」は実は「引き寄せの法則」である、ということの意味なのです。