10月期の連続ドラマが続々とスタートし、テレビ朝日系の『相棒 season23』『ザ・トラベルナース』といったドラマが高視聴率を叩き出す中、日本テレビ系ドラマが前クールに続き「全滅状態では?」と話題だ。
目次
・『潜入兄妹』は初回4.3%
・『放課後カルテ』は5.4%
・日テレ、爆死ドラマ続き?
『潜入兄妹』は初回4.3%、『若草物語』は4.4%
16日にスタートした『相棒 season23』の初回平均世帯視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)し、前シーズンの初回12.5%から微増。加えて、17日に初回が放送された『ザ・トラベルナース』のシーズン2も11.3%とやはり“2ケタ発進”となった。
そんな中、初回の視聴率不振が目立ってしまったのが、日テレ系ドラマだ。
今期の日テレは、5日にスタートした竜星涼&八木莉可子ダブル主演『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』、6日スタートの堀田真由主演『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』、12日に開始した松下洸平主演『放課後カルテ』という3作品をGP帯で放送。しかし、『潜入兄妹』の初回は4.3%、『若草物語』は4.4%と低空発進となった。
松下洸平主演『放課後カルテ』は5.4%
なお、『放課後カルテ』は地上波ドラマ単独初主演を務める松下が“保健室の先生”を演じるヒューマンドラマ。原作は同名コミックであり、ほかに森川葵、ホラン千秋、加藤千尋らが出演する。
「日テレにとって頼みの綱であった『放課後カルテ』は、初回で世帯5.4%、個人3.0%を記録。前期に同枠で放送され、初回が世帯8.4%であった『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』と比べると、大幅ダウンとなりました。ただ、日テレ系ドラマは3作品とも視聴者からの評判は悪くない印象。中でも『潜入兄妹』は同局の『大病院占拠』『新空港占拠』のスタッフが結集しており、同シリーズを意識した演出が盛り込まれていることから、ファンは盛り上がっています」(テレビ誌記者)