値上げラッシュや年金問題など、お金にまつわる不安は尽きませんよね。そんな問題の解消のために副業を検討する人も多いのではないでしょうか?

貯金箱
※画像はイメージです
スキマ時間に自由に行うことができ、資格も不要な副業の1つにハンドメイド作品の販売があります。自分の技術やセンスを生かすことができ、趣味の延長でできるので、始めやすい人も多いはず。

でも実際、どれくらい利益を得られるのでしょう?どこで販売すればいい?トラブルを避けるためには?気になることすべてを、現役のハンドメイド作家にたずねました!

◆作家活動を始めたきっかけ

ハンドメイド
今回話を聞いた杏(あんず)さんは東京都在住の30代会社員。夫と二人で暮らしています。

子供の頃から自分のアイデアを形にすることが好きで、既製品の服にミシンでフリルを縫い付けるなど、裁縫も得意でした。あるとき、趣味で作っていたモルモット用の寝袋を友人にプレゼントしたところ、とても喜んでもらえたといいます。「人のために作るのっていいな」と思い、8年前から作家活動が始まりました。現在ではモルモット用の寝袋やマットなど布製品を中心に販売しています。

販売はハンドメイド作品に特化した販売サイトや、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)での直接のやり取りといったインターネットを使用する方法のほか、直販や委託可能なイベントなどでも販売しています。

「あとは作品の性質もあって、ペットショップで委託販売をしています。私の作品を知らない人にも、偶然で手に取ってもらえるのが利点です」

手に取ってもらうための工夫の1つに、「需要のある場所で販売する」ということもありそうです。