チェンマイ観光の新しいスポットともいえる、メーワン地区。にぎやかなチェンマイ市内や、様々なホテルや観光施設があるな北部のエリアとは一味違い、ほとんど手つかずの自然と、ローカルな人々の日常が残されているエリアです。日本人にはあまり知られていませんが、欧米人に大人気の観光エリアです。

欧米人に人気の観光エリア

メーワン地区は、チェンマイ市内から、南西に車で1時間ほど行ったところにあります。メーワン地区に向かう途中のパーキングエリアには、朝から続々と観光客が立ち寄り、とても活気があります。観光客のほとんどは欧米人で、ワイルドな体験を楽しみに来ているようです。

ローカルな雰囲気満載の、メーワン市場

メーワン地区の入り口には、「タラート」と呼ばれる市場があり、ローカルの人々の台所となっています。市場では、地元でとれた野菜や果物や、生きの良い川の魚、新鮮なお肉も売られています。この市場が特に興味深いのは、メーワン地区にある山の上に住んでいる少数民族の人々がたくさん買い物に訪れることです。メーワン地区で特に多いのは、カレン族。独特の民族衣装で買い物に来る様子を見るのはとてもエキゾチックな体験です。

のどかな農村風景を眺めることができる

メーワン地区を進んでいくと、一面に広がる畑や、田んぼが目に飛び込んできます。メーワン地区では、玉ねぎ、トウモロコシ、ジャガイモなどが作られています。畑での作業のほとんどは手作業。多くの農夫たちが集まって作業をしている様子を目にすることもできます。

カレン族が飼育している象たちと出会う

メーワン地区に住んでいるカレン族は、象の飼育をする民族で有名です。以前はメーワン地区には象はいなかったそうですが、観光客が増えるにつれて、メーワン地区でも象を飼育する人が増えたそうです。

道を進んでいくと、木陰で休む象の群れや、川をお散歩する象たちに出くわすことができます。

メーワン地区での観光スポット

「メーワン」とは、「ワン川」という意味があります。その名の通り、ワン川に沿ってエリアが伸び、観光スポットが点在しています。

観光スポットと言っても、それほど大きな施設はありません。それでも多くの観光客をひきつけるのは、自然な形で象と触れ合ったり、ワン川を利用したシンプルなアクティビティーが体験できることです。

すごく田舎なのに、多くの欧米人の観光客が訪れ、ビキニで川遊びをしている様子を見るのはとても不思議な感覚です。

また、カレン族の村を訪れるのも楽しい体験です。カレン族の村にはとても簡素な商店があり、村人たちが、手織りのストールや、手作りのアクセサリーを販売しています。