福井県敦賀市、近畿と北陸を結ぶ交通の要所でもあり、昔から様々は歴史の舞台ともなってきた町です。また、今春(2024年3月)には北陸新幹線の延線により、新幹線の停車駅となり新たな交通の要所ともなりました。今回は「敦賀」のおすすめスポット9選を紹介します。
【1】敦賀シンボルロード
JR敦賀駅から気比神宮までの1.2kmの間に、漫画家松本零士先生の人気作品「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像が28体ならんでいます。
「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の名場面を再現した像や、人気キャラクターのメーテルや星野鉄郎、古代進やスターシャの像が並び、多くのファンが訪れる敦賀人気の散策路です。
【2】気比神宮
近畿と北陸を結ぶ北陸道の「北陸道総鎮守」で越前國の一之宮です。
702年建立と言われる歴史あるお社ですが、第二次世界大戦の空襲で社殿のほとんどが一度焼失してしまいましたが、空襲を免れた朱色の大鳥居は「日本三大木造鳥居」にも数えられる壮麗な鳥居です。
近年は「恋の社」として知られ、多くの参拝者が訪れています。
【3】金崎城跡
敦賀湾に突き出した海抜86mの金ヶ崎山に築かれた山城で、 源平合戦の時、平通盛が木曾義仲との戦いに備えて城を築いたのが最初と言われています。
織田信長が越前の朝倉義景を攻撃した際に、同盟関係にあった浅井家の裏切りにあい挟撃の危機に瀕し、木下藤吉郎をしんがり軍として撤退戦を強いられた金ケ崎の戦いの舞台となるなど、度々戦の舞台となった歴史感じるスポットです。
現在でも月見御殿(本丸)跡、木戸跡、曲輪、堀切などが残り、は国の史跡に指定されています。
【4】金崎宮
先に紹介した金ヶ崎城址の麓にあり、恒良親王と尊良親王を祭神としてお祀りしている神社です。境内には約1,000本の染井吉野が植えられており桜の名所として知られているお社です。
主祭神の一人である尊良親王とその妻の恋愛伝説が伝わる神社で、恋愛成就にご利益のある神社として多く人が参拝に訪れます。
【5】敦賀港
古くより海洋・貿易の拠点となってきた港です。杉原千畝の発給した「命のビザ」によって、避難してきた難民約6,000人を受け入れるなど世界的な歴史にもかかわってきた港です。
港周辺は公園などが整備され、「命のビザ」に関する歴史の紹介をする「人道の港 敦賀ムゼウス」や、「旧敦賀港駅舎」、石油貯蔵用の倉庫として建設された倉庫をレストランなどに改装した「赤レンガ倉庫」など、見どころが多く点在しています。