どこか小悪魔的な表情が魅力の女優、ゾーイ・サルダナは、は映画『アバター』で一躍人気女優となり、それ以外も数々の有名作品でその姿を見ることができます。そこで今回は、ゾーイ・サルダナの経歴や恋愛遍歴、プライベート事情などにスポットを当ててみます。
ゾーイ・サルダナのプロフィール
ゾーイ・サルダナは女優としての活動以外にも映画監督としての一面を持っています。ここで彼女の詳しいプロフィールについてチェックしてみましょう。
ゾーイ・サルダナの本名は「Zoe Yadira Saldaña Nazario」と綴り、「ゾーイ・ヤディラ・サルダナ・ナザリオ」と発音します。プエルトリコとドミニカ共和国出身の両親の元、1978年6月19日にアメリカのニュージャージー州で生まれました。
父親は彼女が9歳のときに自動車事故で亡くなっており、その後は姉妹そして母親と共にドミニカ共和国へ移住しています。姉妹はたまに彼女のインスタなどに登場することもあります。17歳のときに再び家族と共にアメリカへ引っ越しをしており、以後、アメリカでの活躍が主となっています。
ゾーイ・サルダナの経歴
ゾーイ・サルダナの経歴について確認してみましょう。ゾーイ・サルダナは2009年に公開され、世界的反響を呼んだ映画『アバター』にて、ネイティリの声を担当し、一気にその知名度を上げました。
知名度が上がる前の2003年には、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/黒真珠の呪い』ではアナマリアを演じていました。そしてその後、2009年公開の映画『スター・トレック』のウフーラ役や2014年公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガモーラ役も好演しています。
ドミニカ共和国でバレエ・ダンスを学ぶ
ゾーイ・サルダナはドミニカ共和国へ引っ越したのち、現地のダンススクールへ通い、バレエを始めとしたさまざまなダンスを学びました。映画作品の中でも彼女のしなやかな体の動きは、当時学んでいたダンスが影響を及ぼしているようです。
日本では2012年に公開されたリュック・ベッソン監督のアクション映画『コロンビアーナ』にて、主役の美しい殺し屋を演じたゾーイ・サルダナですが、劇中での戦闘シーンもリズム感のある動きが印象的です。
『センターステージ』でデビュー
ゾーイ・サルダナの記念すべきスクリーンデビュー作は、2000年に公開された『センターステージ』です。劇中でゾーイ・サルダナは、アカデミーに入学した新人ダンサー、エヴァ・ロドリゲス役を熱演し、注目を集めました。
劇中では実際にバレエを踊っているシーンも多く、出演者たち全員がダンスの素養があるキャスティングということで、見応えもたっぷりです。当時ゾーイ・サルダナはまだ有名とはいえず、決して画面の中央にいるわけではないので、初々しい彼女の姿を探しながら鑑賞を楽しむの良いでしょう。
『アバター』で有名に
ゾーイ・サルダナは2009年に公開された映画『アバター』でネイティリを熱演し、世界的に有名な女優の仲間入りを果たしました。同作はジェームス・キャメロン監督の12年ぶりの新作、さらに最先端の3Dテクノロジーを駆使した作品ということで、当時は大きな注目を浴びています。
ゾーイ・サルダナの演じたネイティリはパフォーマンス・キャプチャーという技術によって作られたCGキャラクターで、主人公ジェイクと恋に落ちるナヴィ族の王女という設定でした。
ゾーイ・サルダナはネイティリの声だけでなくその動きも演じており、アーチェリーや乗馬、さらにナヴィ族の言葉であるナヴィ語をマスターするために約6カ月の時間を掛けたそうです。同役で、ゾーイ・サルダナはサターン賞の最優秀主演女優賞を受賞しています。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガモーラ役も
ゾーイ・サルダナは2014年に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガモーラ役も、彼女のはまり役の一つだと言われており、劇中では全身緑の美女姿を披露しています。
同作の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は2017年に公開されており、やはりガモーラ役で出演していました。
同シリーズの第三弾である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は2023年の公開が決まっており、ゾーイ・サルダナも緑のメイク風景を自身のインスタに投稿するなど、その活躍が待たれています。
数々のヒット映画に出演
これまでにご紹介した作品以外にも、ゾーイ・サルダナは数々のヒット映画に出演しています。2004年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の映画でトム・ハンクスが主演した『ターミナル』では、ドロレス・トーレス役を好演していました。
2005年公開の『ゲス・フー/招かれざる恋人』ではテレサ・ジョーンズ、2008年の『バンテージ・ポイント』ではアンジー・ジョーンズを熱演しています。