かんざんじ温泉をはじめとした浜名湖周辺と市内各所には、温泉宿や温泉完備のホテル、日帰り入浴専用の施設が点在するのが浜松の魅力。観光の合間に気軽に立ち寄れる、おすすめの日帰り温泉施設をご紹介します。
<浜松のおすすめ日帰り温泉>
1 華咲の湯
2種の源泉を使用し、26ヶ所の風呂を備えた、静岡県下最大級の日帰り温泉施設。浜名湖畔のかんざんじ温泉地区、遊園地「浜名湖パルパル」に隣接するホテル「ウェルシーズン浜名湖」内にあります。館内は大きく3つの浴場施設で構成。月ごとに男女が入れ替わる「石景(しゃっけい)の湯」と「桧香(ひのか)の湯」は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉の自家源泉を使用。男女の浴場がある「ダイダラボッチの湯」は、かんざんじ温泉の共同源泉であるナトリウム・カルシウム強塩泉を使用しています。
2種類の泉質を楽しめ、変わり湯も種類豊富
「石景の湯」には、自然石をふんだんに用いた岩風呂や、シルクバスを配した内風呂と露天風呂を設置。「桧香の湯」では、前面が一面ガラス張りになった開放感あふれる桧風呂と、庭園に配された「木漏れ日の湯」や露天風呂が楽しめます。いずれも、自家源泉のみを使用した茶褐色の「かんざんじ黄金の湯」と、無色透明の湯の「かんざんじ白金の湯」の2種が用意されています。
日本の山々を造ったという伝説の巨人の名前が付いた「ダイダラボッチの湯」では、男女8種の変わり湯を満喫。露天風呂のほか、座湯、寝湯、高濃度の炭酸泉などがあり、お好みの湯処でゆったりとした至福の時間が過ごせます。タオル・バスタオル・館内で着る浴衣なども料金に含まれているので、手ぶらで気軽に立ち寄ることができます。
ご当地サポーターコメント
漫画コーナーやテレビ付きのリクライニングシートのスペースなど休憩室も充実しています。
華咲の湯
静岡県浜松市西区舘山寺町1891
浜松駅から遠鉄バス舘山寺温泉行き乗車約50分、「舘山寺温泉」下車すぐ
10:00~23:00(最終入場22:00)
2018年6月19日~21日・9月4日~6日・2019年1月8日~10日
大人1,390円 小人(3歳〜小学生)830円、土日祝日/大人1,650円 小人950円 ※その他、特定日やレイト料金あり
053-487-0001
Ⓟ無料
♨ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
2 THE HAMANAKO(ザ 浜名湖)
浜名湖畔に立つリゾートホテル「THE HAMANAKO」内の温泉施設は、日帰り温泉の利用可。大浴場や露天風呂では、地下約500mから湧出するナトリウム・カルシウム塩化物泉の自家源泉の「雄踏温泉」を使用しています。施設は、ヤシの木が植えられ南国リゾート感あふれる露天風呂と、タイル張りで清潔感ある屋内大浴場が、男女ともに完備。また、男性用に高温の乾燥した熱気で発汗を促すドライサウナが、女性用には湿度を高く保ち、肌のしっとり感を維持できるミストサウナが設置されていて、上質なリラックスタイムが楽しめます。
ご当地サポーターコメント
露天風呂では昼は青空を、夜は星を眺めながらリゾート気分を味わい、ゆったりと寛ぐことができます。
THE HAMANAKO(ザ 浜名湖)
静岡県浜松市西区雄踏町山崎4396-1
舞阪駅から車で7分(舞阪駅より無料シャトルバスあり)
12:00~20:00、金曜日15:00~20:00
無休
大人1,200円 小人(3歳~小学生まで)600円
053-592-2222
Ⓟ無料
♨ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
3 浜名湖かんざんじ温泉 時わすれ開華亭
浜名湖が一望できるロケーションに立つ和風旅館「浜名湖かんざんじ温泉 時わすれ開華亭」。館内の温泉施設「開華乃湯」では、かんざんじ温泉の第三温泉源から引かれた温泉を堪能できます。虹色の「レインボーライト」で美しく照らし出される大浴場の「レインボー風呂」は、幻想的な雰囲気のなかでリラックスできます。庭園と一体になった野趣溢れる岩造りの露天風呂も、開放感たっぷり。その他、気持ちのよい泡に包まれる「気泡の湯」や「冷泉 桧風呂」、「寝風呂」などが設置されています。
ご当地サポーターコメント
虹色の照明で照らし出されるレインボー風呂はとても珍しく、お子さまも喜びそうですね。
静岡県浜松市西区舘山寺町412
浜松駅から遠鉄バス舘山寺温泉行き乗車約45分、「浜名湖パルパル」下車徒歩2分
11:00~17:00、休前日11:00~15:00
不定休 ※施設点検のため休業あり
大人1,080円 小人(1歳以上小学生以下)650円
0120-03-0208
Ⓟ無料
♨ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉
4 日帰り天然温泉 あらたまの湯
周辺に「静岡県立森林公園」や「浜北森林アスレチック」のある浜松市の北部、緑あふれるエリアにあります。地下1,500mから汲み上げる源泉はわずかに黄色を帯びた、静岡県西部地域では珍しいナトリウム―炭酸水素塩泉。館内はコンセプトの異なる「森林の湯」と「石庭の湯」に分かれ、男女週替りとなっています。白と木がテーマの「森林の湯」は、白木をあしらった温もりあふれる空間に。黒と石がテーマのシックな「石庭の湯」も、異なる趣があります。どちらにもデッキ露天風呂があり、温泉に浸かりながら目の前に広がる野趣あふれる景観を楽しめます。
また、無料で利用(土日祝のみ)できる屋外の足湯も用意されているので、気軽に立ち寄れるのも魅力。そのほか、中庭に面した70畳の畳席が開放感たっぷりの食事処「あらたま亭」、地元名産品が並ぶ売店、スパなど楽しみは尽きません。
ご当地サポーターコメント
源泉はナトリウムを多く含んだ炭酸水素塩泉で、とろっとしたお湯が肌をつるつるにしてくれます。
日帰り天然温泉 あらたまの湯
静岡県浜松市浜北区四大地9-921
浜北駅から浜松バスあらたまの湯行き乗車約25分、終点下車すぐ
9:00~21:00(最終受付20:00)
第1・3月曜日(祝日の場合は翌日)※施設点検のため休業あり
大人660円 小学生・70歳以上 330円(貸切風呂は入浴料+1,400円)
053-582-1126
Ⓟ無料
♨ナトリウム-炭酸水素塩泉
5 遠州浜露天風呂 八扇乃湯(はっせんのゆ)
浜松市の最南端、遠州灘を望む海岸沿いにある日帰り天然温泉施設です。自慢は、東海地方有数の大きさで、一度に100人は入れるといわれる「大巌(おおいわ)露天風呂」。巨大な四国産の天然石が配された露天風呂の奥には、池が配されており、鯉や鴨が泳ぐ姿を眺めながら、のんびりと温泉を満喫できます。また、能舞台をモチーフとした「能舞台露天風呂」も和の風情豊かです。
湯船を満たすナトリウム・マグネシウム泉は、泉質の良さで知られ、マグネシウム含有量は国内でも有数。しっとりとなめらかな湯が体を芯から温めてくれます。
ご当地サポーターコメント
広い露天風呂で、心も体もリラックスできます。源泉は、ナトリウムとマグネシウムを豊富に含んでおり、肌に潤いを与えもちもちにしてくれます。
遠州浜露天風呂 八扇乃湯
静岡県浜松市南区松島町1960
浜松駅から遠鉄バス遠州浜温泉行き乗車約26分、終点下車徒歩2分
10:00~22:00(最終受付21:30)
定休日:木曜日
10:00~17:00/大人800円 小人(3歳~小学生)400円、17:00~22:00/大人600円 小人300円、土日祝日・特定日/10:00~22:00 大人900円 小人450円
053-426-8000
Ⓟ無料
♨ナトリウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉
<お茶処静岡を満喫する温泉旅館>
観光を楽しんた後は、浜名湖を望む温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。浜松の伝統工芸「遠州綿紬」を設えた客室に滞在し、お茶の葉を浮かべた露天風呂に浸かる、静岡の文化を体感する滞在が楽しめます。また、館内では様々なお茶のおもてなしをご用意しています。
6 星野リゾート 界 遠州
全室レイクビュー。浜名湖を望む解放感
浜松駅から車で約40分。全室から浜名湖の眺望を楽しめ、いたるところにお茶のおもてなしが用意された温泉旅館です。館内に一歩足を踏み入れると、茶香炉からいい香りが漂っています。お茶玉を使った露天風呂、厳選した茶葉のブレンド体験、中庭に広がる縞模様の茶畑など、日本一のお茶処にちなんだお茶にまつわるおもてなしが随所にちりばめられています。
食事には、浜名湖名物のうなぎや遠州灘名物のとらふぐなど、旬の食材を使った会席料理を提供しています。地元の伝統工芸である「遠州綿紬」にもあちこちで触れることができ、やさしい布で包みこまれるような癒しの時間を過ごすことができます。
▼最高水準のコロナ対策宣言
星野リゾートでは、皆様により安心してお過ごしいただけるよう、「衛生管理」と「3密回避」の2つの対策軸を掲げ、全施設において従来のサービスを進化させたコロナ対策を実施しています。
星野リゾート 界 遠州
静岡県浜松市西区舘山寺町399-1
JR浜松駅から車で約40分
0570-073-066(宿泊予約)
Ⓟあり
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
記事公開:2018/09/12
提供・星野リゾート みちくさガイド
【こちらの記事も読まれています】
>雨が降っても楽しめる。箱根のおすすめ観光スポット5選
>アートとクラフト、美食を巡る金沢の女子旅
>大町エリアでお土産選びにおすすめの店5選。ご当地グルメから民芸品まで
>旭川エリアで地元の方々がおすすめする穴場のランチスポット5選
>神話伝説が息づく、霧島市の気候と服装を知っておこう!