老後は「富裕層」と呼ばれる部類に入ってゆとりのある生活を楽しみたい。

ーそう思うなら選択肢は2つー

1 仕事を頑張って年収をアップさせる
2 今の収入を資産運用で膨らませる

難易度が低いのは、2の「今の収入を資産運用で膨らませる」方法です。

「仕事を頑張って年収をあげ、お金持ちになる」という考えは崇高ですが、ご存じのとおり、中々労力がいります。

その点、2の「資産運用を組み合わせた方法」ならば、少しだけ力を抜いて、効率的にお金持ちを目指せます。ただし、資産運用でお金を効率よく増やすためには、「元手が大きいこと」が重要。 つまり、いずれにしてもしっかり働いて、収入を増やすことが不可欠なのです。

今回は老後富裕層を目指す方に向け、現役政治経済系ジャーナリストの筆者が具体的な方法を解説します。

何よりも「元手」が必要

資産運用で毎年5%のリターンを得られるとしましょう。元手が100万円だった場合、1年間で増える金額は「100万円×5%」で5万円です。

しかし、元手が1,000万円だった場合、「1,000万円×5%」で50万円です。リターンのパーセンテージは同じでも、利益が10倍も変わることが分かりますよね。

そうです。資産運用では元手の金額が非常に重要になってくるのです。ただお金を投資に回すだけで、かかる手間はほとんど変わらないのに・・・。

「労働」で収入を増やそう

資産運用で効率的にお金を増やすためには、まずは資産運用に回す元手をしっかりとつくることが最優先です。とはいえ「労働で収入を増やす」って、実はとても大変なこと。

仕事では嫌な人とも顔を合わせなければならないし、達成しなければならない目標もあります。ストレスを抱えながら健康を維持するには息抜きが不可欠。

「とにかく稼がなければ」とひっつめすぎず、お休みの日は好きなレストランにいく、など自分を適度に甘やかしましょう。

同時に資産運用もスタート