◆すぐにおうちに慣れて飼い主さんと一緒に眠るように
お迎え後、飼い主さんは自分から触らず、ケージの中にテントを置き、安心できる空間を心がけました。
しかし、もともと人馴れしており、肝も据わっていたひまりちゃんは予想よりも、早く家慣れしてくれたそう。
お迎えから3日目までは、ぬいぐるみの後ろに隠れて様子をうかがっていましたが、すぐに近づいてきてくれるように。やがて、飼い主さんと一緒に眠るようにもなりました。
◆猫吸いも肉球モミモミも「ご自由にどうぞ」
人間好きなひまりちゃんは、猫吸いも肉球モミモミもOK。
「いつでもご自由にどうぞ」という姿勢であるため、家族からは「前世で猫を50回こなしている」と言われているそう。最近では飼い主さんがお風呂やトイレなどに行くと後を追い、様子を見守ってくれます。
「ひまりは母親でもあり、我が子やおばあちゃん、恋人、旦那の役割もこなしてくれるハイスペック猫です(笑)」
◆飼い主さんを守るためにカラスを威嚇!
しかし、温厚なひまりちゃんにも唯一、怒る相手が! それは窓の外から見える、カラスです。
カラスを敵視するようになったのは、洗濯を干す飼い主さんの目の前にカラスが来た日から。
「普段は洗濯を干す私を窓越しに見守っているのに、突然網戸によじ登り、大声で鳴きながら暴れ出したんです。見たことのない姿に驚きましたが、カラスから私を守ってくれたように感じ、『たくましい!』と感動しました」
◆ちょっぴりおニブで放っておけない可愛さ
そんな強さを持つひまりちゃんですが、実はちょっぴりおニブさん。ベッドから落ちたり、おもちゃで遊ぶ時にドタドタと走ったりと放っておけないかわいさもあります。
また、飼い主さんに撫でられることが嬉しくて、夏だけでなく、年中床に落ちるのも、ひまりちゃんの愛くるしさです。
「落ちている時はこれみよがしに、『私落ちてるよ? 撫でなくていいの?』と、目で訴えてきます(笑)」