よく人のことを根掘り葉掘り訊いて詮索してくる人がいますが、鬱陶しいことこの上ないですよね。多少目を瞑ってあげているのにも関わらず自分勝手な姿は下品に感じてしまいます。今回はそんな詮索する人の特徴や心理、どういった意味があるのかを解説します。
何が目的?根掘り葉掘り詮索する人
何かある度に「何があったの?」と根掘り葉掘り詮索してくる人っていますよね。何を目的としているのか全く見当もつきませんが、詮索されている方が嫌な気分にしかなりません。しかも大体人のことを細かく詮索する人には事実を提供したところで提供した人へプラスに繋がることはほとんどといって良いほどないのがネックです。
また、詮索好きな人というものは人から聞いた情報を無断で、しかも平気で第三者へと漏らしてしまいます。プライベートなどは特に秘密にして欲しいために口止めなどをして外部に流出しないように努めてもらうのが一般的ですが、詮索好きな人はそんな口止めされていることも忘れて自分がおもしろおかしく話題に出せるための材料に使ってしまうのです。
詮索する人の特徴とは
詮索好きな人に現在も悩んでいる、または身近にいて話したいことも聞かれていそうで話せないと感じている人もいるのではないでしょうか。周囲にいる人間と比較しても比較的目立つタイプではないからこそ、いつどこで聞かれているのか分かりません。
そんな詮索好きな人が共通して持っている特徴は、人の会話に入るのが上手であったり、聞いた話に色をつけて大袈裟に話を展開させていくのが特徴です。人の話にスッと入っていけるようなコミュニケーション能力の高さを持っていればネタ集めは簡単に行え、更に収集した情報に色をつけて場が盛り上がるような大袈裟な話に膨らませると詮索好きな人は自身がその場のヒーローになれたような感覚に陥ります。
詮索好きな人は他にも相手の悩みを聞いてあげるフリをして実はその人に今何が起きているかを詮索する腹黒い計画性を含んだ特徴なども持ち合わせています。表では優しい顔をしていてもどんな不幸が起こっているのかや、どういった幸せを噛みしめているのかを単純に探りたいと日頃から思っている人種と言えるでしょう。
詮索する人の心理①人の不幸は蜜の味
「人の不幸は蜜の味」とは良く言ったもので、詮索好きな人も当然他人のプライベートなどに関わる不幸話が大好物です。そのため、誰かの不幸そうな顔を見ていたり、不平不満を漏らしている場面に出くわすと積極的に詮索しようと試みます。
誰かの不幸話を聞き、深く詮索することで「自分より下の位置にある存在がいる」と思うことで優越感に浸りたいという心理や特徴も持っています。つまり詮索するツールを経て優越感に浸る心理を掴むことを目的としている面もあるため、非常に厄介な存在であることは間違いありません。
詮索する人の心理②単純に仲良くなりたい
詮索される側は何が目的なのかと身構えてしまう点や情報提供したところで害が及ぶのではないかと心配になってしまうこともありますが、厄介な性格や心理を持っていない詮索好きな人は単純にあなたと仲良くなるのが目的なだけかもしれません。
誰しも仲良くなりたいと感じている相手やもっと距離を縮めたいと感じている相手なら深く詮索して大勢の人間の中の一人としての位置を確立させておきたいと感じます。そのため、詮索が好きでも実は仲良くなるためのツールとして使っている場合もあるのです。