あの人気スポットへのドライブでいくらポイント貯まる?

次に秋の観光で楽しめる千葉県の「スパ&リゾート 九十九里 太陽の里」に行く場合はづおでしょうか。こちらは温泉や岩盤spaなどが堪能できる大型レジャー施設ですが、墨田区から行くルートの一つとして、こちらはどうでしょうか。

錦糸町→篠崎IC(首都高速7号小松川線)=ETC料金:420円
篠崎IC→武石IC(京葉道路)=ETC料金:360円
武石IC→千葉東JCT(京葉道路)→東金IC(千葉東金道路)=ETC料金:790円
一般道で九十九里へ

通行料金は合計で1,570円ですが、ETCマイレージの対象は京葉道路と千葉東金道路だけなので、対象金額は1,150円となり、付与ポイントは往復で230ポイントとなります。

クレジットカード分は全額対象ですので、獲得できるポイントは往復で約31ポイントです。

観光スポットとして有名な小田原城へドライブするのであれば、こんなルートが考えられます。

東京IC → 厚木IC(東名高速道路)=ETC料金:1300円
厚木IC→大磯(小田原厚木道路)=ETC料金:370円
大磯→荻窪IC(小田原厚木道路)=ETC料金:370円

通行料金は合計2,040円ですが、この経路では小田原厚木道路だけがETCマイレージ対象道路なので、ETCマイレージポイントの還元は片道740円分の74ポイント、往復なら148ポイントです。

クレジットカード分のポイントは2,040円が対象となるので、往復だと約41ポイントつきます。

ETCマイレージポイントを貯めるための注意点

ETCマイレージポイントが還元される高速道路は、NEXCO東日本であれば上で紹介した道路のほかに横浜新道、横浜横須賀道路、東富士五湖道路などがあります。

なお、東北自動車道や常磐自動車道などは対象ではありません。また、NEXCO中日本が管理する東名高速道路、中央自動車道も対象外です。

さらに注意したいことは、ポイントがもらえるのは高速道路を走行した“翌月20日”なので、行きで獲得したポイントを帰りに使うことはできませんし、還元額を利用した分にはポイントがつかないことです。

また、ポイントは道路事業社ごとに貯まり、異なる事業社間でポイントの合算はできません。ただし、NEXCO東日本、中日本、西日本、宮城県道路公社は合算できます。

このほかにも注意点として、ポイントや還元額の増減が730日間ない場合は、ETCマイレージサービスの登録が取り消しになってしまうこともおさえておきたいところです。

ETCマイレージサービスへの登録はインターネットででき、登録費用や年会費もかかりませんので、お出かけ前に登録をしておいて損はないかもしれません。

文・江口剛(フリーライター/販促ディレクター)
広告会社で制作物のディレクション、ライティング、プランニング業務に従事。10年ほど前から企業ホームページのコピーライティングやWebメディアの記事執筆を中心にフリーライターとして活動をはじめました。現在は広告・販促の仕事に携わりながらマネー系、マーケティング系の記事を中心に執筆しています。

編集・fuelle編集部