Carl Timpone / BFA.com / ShutterstockCarl Timpone / BFA.com / Shutterstock

アリアナ・グランデがわざと音程を外して歌を歌うコントが話題になっている。

10月12日、アリアナ・グランデが人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演、さまざまなモノマネ(ブリトニー・スピアーズ、マイリー・サイラス、グウェン・ステファニー、セリーヌ・ディオン)やコントを披露した。中でも印象的だったひとつが、普段は非常に高い歌唱力で知られるアリアナが「歌が下手」な役を演じたコントだ。

コントのテーマは、“結婚披露宴での余興”。ブライズメイズとして登場した新婦の妹(アリアナ)と友人たち(サラ・シャーマン、エゴ・ノワディム、ハイディ・ガードナー)がサブリナ・カーペンターの大ヒット楽曲「Espresso」のメロディにのせて、彼女たちの婚前旅行を振り返るという内容。しかし、その歌は新郎(アンドリュー・ディスミュークス)が混乱するほどの下手っぷり。さらに4人は、新婦の浮気を仄めかすような歌詞を披露するのだ。

ガードナーが「スピーチの代わりに、ちょっと違うことをやろうと思うの。だって、私たちちょっとクリエイティブで、ちょっとクレイジーだからね」と言うと、4人はマイクの前に立ち、アリアナから順に4人は代わる代わる音程をひどく外しながら歌っていく。

新婦が婚前旅行中のパーティーで“ドミンゴ”という男性に出会い、一緒に踊り、「ドミンゴの妻になるのが待ちきれない」と言ったなどという替え歌で披露される「Espresso」。新郎が困惑する中、最後にはそのドミンゴ(マルセロ・ヘルナンデス)が現れ、新婦も一緒に踊るというシュールなコントだ。

普段はすばらしい歌声を披露しているアリアナだからこそ、すべての音程を外しながら楽しそうに踊るアリアナとのギャップが愉快なコントだった。