正解は「ただならぬ」です!
「徒」という字は、普通は「生徒」「使徒」のように「と」と読むか、「従う」のように「したが」と読むかのどちらかなので、「ただならぬ」はかなり難読だといえます。
「徒」という漢字には、「空虚、普通、ただの」といった意味があるため「ならぬ」という打消しの言葉が続くことで「普通ではない」といった意味になるのですね。
「ただならぬ気配!」などと聞くと、少し時代劇がかって感じるかも?
普段の会話では聞くことが少ない言葉ですが、小説やドラマでは出てきますよ。
この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「魂消る」
「魂消る」の読み方をごぞんじでしょうか?
当然ですが「たましいきえる」ではありません。
「魂消える」だと、送り仮名が「える」になってしまいます。
さて、この難読漢字、あなたには読むことができるでしょうか?
「魂消る」の読み方のヒントはこちら!
- ひらがなで書くと「〇〇〇る」の4文字
- 意味は「とても驚く」ということです
- 「おっ魂消た!」なんて、ギャグっぽく言うおじさんがいるかも
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「魂消る」の読み方!正解は!?
正解は「たまげる」です!
「たまげる」は「魂が消えるかと思うほど驚く」様子を表した言葉で、元は「魂消える(たまきえる)」と言っていたのが縮まって「魂消る(たまげる)」になったと考えられています。
それにしても、魂が消えるほど驚くというのは、一体どんな状態なのでしょう。
月の代わりに太陽が昇ってきたぐらいの驚きでしょうか。
「たまげる」という言葉は今も使われますが、漢字で表記することは少ないため、「魂消る」をすらっと読むと見直されそうですね。
出典:コトバンク
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