「ビール×牛丼」という組み合わせはさすがに自重したい筆者は、導かれるかのように「ロカボ応援」のボタンをクリック。一般的なメニューのご飯部分が生野菜に変更されており、健康志向な人にはおあつらえ向きなメニューだ。

ロカボメニュー
「ライス抜き」は正直辛い……
 ただ、体重が気になるとはいえ、ガッツリ食べたい自分もいたため「カルビ焼肉生野菜セット(840円)」をオーダー。また、ご飯がないために満腹感を得られないことを危惧し、加えてビールに合うおつまみもほしいと考えて「サイドメニュー」から「冷やっこ(100円)」も選んだ。

サイドメニュー1
肉から野菜、魚までサイドメニューは幅広い

◆疲れた身体にぶっ刺さる、カルビ焼肉×ビールの多幸感

 今回のメインである「カルビ焼肉生野菜セット」から実食。

メニュー全部
勝ち組の食事
 カルビの風味も感じられ、適度にカリカリしており、“しっかりとあぶられている感”があって良い。高級焼肉店で出されるような、噛めば噛むほど旨味が広がるジューシーなカルビではないが、むしろそういったお店では出せないジャンクさがある。疲れた時にこの荒々しい味はぶっ刺さるだろう。

カルビ1
1枚1枚薄いけどそれがまた良い
 卓上には焼肉のタレとして「バーベキュー味」や「ポン酢」が置いてあるが、中でも「カルビソース(甘口)」をかけるとよりジャンクさが増す。「カルビソース」をマシマシにして口に運び、そのこってり感が残る口の中をビールで流し込むと、お腹も脳内も多幸感でパンパンになった。

◆焼肉は“米”でなく、“野菜”と食べても美味しいと知る

 生野菜をカルビで巻いて食べたが、野菜の瑞々しさとカルビの脂っぽさが絶妙にマッチ。肉を米ではなく野菜と一緒に食べても「美味しい」と思えたことに、人間としての成長を実感。大人の階段を着実に登れていることに自信を覚えた。

生野菜2
大人になったことを気づかせてくれた食べ物
 ちなみに「カルビ焼肉生野菜セット」のお皿にはネギと大根おろしも乗っているが、大根おろしの活用方法はわからずじまい。一緒に食べても美味しいと言えば美味しいが、イマイチ活かしきれなかったことは反省だ。