アラサーがみえてくると、少しずつ身体の状態も変化しはじめます。徹夜ができなくなったり、できたとしても回復までに時間がかかったり……。仕事が毎日のベースになっているからこそ、そろそろ暮らしとのバランスを意識する必要がありそうです。
仕事に生きていたいけれど…30歳を過ぎると大きな変化が!
仕事に生きると決めて、走り抜けた20代。自分がワーカーホリックと分かっていても、それでもいいから結果を達成するために走り続けてきたのではないでしょうか。
結婚ラッシュや出産ラッシュを乗り越えた今、アラサーの仲間入り。少しずつ体力の衰えも感じはじめる頃です。これからも仕事に生き続けるのか、それとも働き方改革をすべきか、ゆっくり考えてみましょう。
ライフスタイルの「方向性」について考える
30歳を過ぎる頃には、両親もそれなりに年齢を重ねています。いつなにが起きてもおかしくない状況なのです。
普段はその事実にふたをしないと仕事に集中できませんが、実際に両親が病気になった、あるいはけがをしたなど体調不良が立て続けに起きると、それはそろそろ今のワークスタイルを直しなさいというサインかもしれません。
基本的に仕事で生きるとは決めて、ほんの少しでもいいから休む時間をとる。思いきり早めに切り上げて、家族と外食を楽しむ。たまには、そんな時間があってもいいはずです。
結婚をしたいのか、出産をしたいのか、ライフスタイルの方向性を定める時期にもそろそろ入ってきているのかも。「絶対的な通過地点」にする必要はありませんが、ある程度、選択肢を絞る必要はありますよね。
両親との距離感を調整する
仕事に生きていると、なかなか恋愛をする時間がなくなります。男性との接点がないわけではないけれど、仕事しか目に入っていない状況。ひとり暮らしをはじめるよりも貯金をしたほうがいい、と実家暮らしを選ぶ人もいるでしょう。
しかし、両親との距離感は自発的に調整しないと負担が大きくなってしまいます。仮に家族の誰かが病気になっても、けがをしても、ひとりの時間を大切にすることで距離感を調整できるのです。
両親と仲が良いとはいえ、べったりの関係はやや危険。たまには、ひとりで旅に行ったり、ひとりでお出かけしたり、家族から離れてひとりの時間に慣れておくのも、これからの長い人生を考えると大切ではないでしょうか。