◆「バカなふり」をやめたら収入が上がった

過去のトラウマから男性恐怖症になっていたというBさんは、「気の強い自分や知識のある自分を表に出したら嫌われる」」と思い込んでいる女性でした。

「職場ではおとなしくしていたり、知っていることも知らないフリをしたりしていました。ですが、セルフイメージを見直す中で、『私は女王』と決めて(笑)、職場でリーダーシップをとったり、後輩に積極的に知識を教えるようにしたら、上司や同僚から『頼りになる』などと褒められることが増えました」とBさん。

Bさんは「男性の前ではバカなふりをしなければならない」という観念に縛られていたのです。これまで、男性に好かれるために、自分に嘘をついて生きてきたのでしょう。

職場 女性 会議
Bさんのような女性は、他人と自分を比較しがちです。どういう恋愛、どういう働き方がしたいのかではなく、周囲のうまくいってる女性をマネすることで、成功しようとする傾向があります。

例えばBさんが初対面の男性と2時間デートしたとしましょう。彼女はたった2時間でも、ぐったり疲れていたはず。だってきっと、男ウケがいいだろうという問答集から引っ張ってきて喋ってるだけですから。

目の前にいる男性ではなく、脳内に住んでいる架空の男性と会話してる状態だから、こんなに疲れることはありませんよね。

現在のBさんは、バカなふりをする女性から脱却しました。自分を偽るのをやめた結果、彼女は生き生きと仕事ができるようになり、収入も格段にアップしたそうです。