◆初めて猫と暮らして、幸せいっぱいの日々

 そう話す飼い主さんにとって、アーサーくんは初めて一緒に暮らすことになった猫。

クッションの上でくつろぐ姿
 初の猫飼いライフで飼い主さんはクスっと笑える光景に顔がほころぶと共に、猫の体内時計の正確さに驚かされました。

「毎朝、同じ時間に布団の中に入ってきて腕の中で寝てくれたり、毎晩同じ時間にご飯を待っていたりします。遊びを催促する時間も、ほぼ同じ。体内時計が完璧すぎます」

宝箱でうとうと
 全身を使って、猫という動物の奥深さを教えてくれている、アーサーくん。そんな愛猫と、この先も末永く生きていくため、飼い主さんは長毛であることや猫種を考慮したケアを行い、健康維持に努めています。

「アーサーは高確率で胸毛にご飯をつけているので、こまめに拭いたりブラッシングをしたりしています。また、短足マンチカンなので、足に負担が少ないように低めの猫タワーを使用していますが、アーサー自身はもっと高いところから窓の外を見たがっているように感じられるので、もう少し高いタワーを増築したほうがよいのかな……?と考え中です」

アニマルスツールでくつろぐことも
アニマルスツールでくつろぐことも
 自分たちの心を支えてくれるアーサーを中心に、我が家は回っている――。そう語る飼い主さん宅で、アーサーくんは今日も自由奔放な姿を披露。まるで、王様のような愛猫を飼い主さん家族はこれからも敬い、愛で続けていきます。

<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291