2021年12月に急逝した神田沙也加さんと交際していた俳優の前山剛久が、新たにTikTokアカウントとYouTubeチャンネルを始動。それぞれに2分程度の謝罪動画を投稿したが、視聴者の反応から復帰の難しさが改めて浮き彫りとなった。

 前山といえば、22年1月発売の「週刊文春」(文藝春秋)に神田さんと口論している音声データの内容などが報じられた後、心身不調のため芸能活動を休止。同6月にはデビュー以来所属していたワタナベエンターテインメントを退所した。

 そして、今年2月にインスタグラムを開設し、9月8日には11月上演の舞台『ある日の通り雨と共に』に出演すると発表。しかし、同舞台は同20日に「公演を安全に上演することが諸般の事情により難しくなった」として公演中止が発表された。

 前途多難な前山だが、10月9日には自身のYouTubeチャンネルに「今回の騒動に関して謝罪させて下さい」と題した謝罪動画を公開。黒いスーツ姿で登場し、「先日の舞台の一件で皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを、深くお詫び申し上げます」と頭を下げた。

 前山いわく「この(舞台の)一件も、過去の一件もすべて自分の責任です。だからこそ、すべて諦めて、すべて終わりにして、楽になってしまったほうが良いのかなとも考えました」と一度は諦めかけたというが、「どうせ生きるなら、自分の望むことをしよう」と思い直したという。

 加えて、「こうしてYouTubeを撮っているのも、お芝居を続けたいという一心のもとです」と訴え、「これから精一杯頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と力強く語っている。

前山剛久の謝罪動画に「演技くさい」の声も

 しかし、この動画のコメント欄を見ると、上位には俳優復帰に拒否反応を示すような辛らつなコメントばかりが並でいる。中には謝罪の様子が「演技くさい」との指摘や、「謝罪動画は舞台を発表する前に公開するするべきだった」とタイミングに疑問の声も見られ、前山にとって厳しい状況と言わざるを得ない。