北近畿エリアを中心に6店舗を展開するカタシマが手掛ける関西発の老舗パティスリー「KATASHIMA」は、11月2日(土)~4日(月)の3日間、POP-UPイベント「東京POP-UP in Marunouchi 2024」を、東京・丸の内の「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」で開催する。
兵庫県但馬地方名産の「天滝ゆず」を使ったスイーツが勢揃いする。
爽やかな酸味と自然な味わいが魅力の「天滝ゆず」
昨年は、兵庫県但馬地方のブランド米「コウノトリ育むお米」を使ったグルテンフリースイーツのPOP-UPイベントで、丸の内に大旋風を巻き起こした「KATASHIMA」。
今年、目を向けたのは、落差98mの天から降るかの如く美しく流れ落ちる、兵庫県を代表する名瀑「天滝」の麓の村で栽培された、爽やかな酸味と自然な味わいが魅力の「天滝ゆず」だ。
優れた食材の宝庫として、海外のシェフ達が注目する兵庫県北部の但馬地方。鳥取県との県境にそびえ立つ標高1,510mの氷ノ山の雪解け水は、ブナの自然林や高山植物が植生する「母なる森」の地下水脈に流れこみ、大自然の力により浄化され、清らかな水が岩の割れ目から湧き出す。その湧き水が上流に集まり、「天滝」として、キラキラと天空から舞い落ちる美しい景色をつくりだす。そんな美しい水と澄んだ空気に囲まれた麓の村で「天滝ゆず」が生まれるのだ。
コンセプトは、果汁だけでなく種や果皮まで「天滝ゆずの美味しさを余すことなく丸ごと使う」。SDGsへの意識からカタシマの商品開発がスタートした。
果汁のみ搾汁し調味料を製造していた地元のお酢メーカーの工場長から相談を受けたのがきっかけ。十分に利用できずにいた優しい苦みを持つ果皮や、ポリフェノールの一種「ヘスペリジン」や「食物繊維」を多く含み栄養価が高い白ワタや種子など、和素材の長所を最大限に活かした商品として、「天滝ゆずのマーマレード」が完成したそう。