リクメディアは、不登校の増加や多様な学びのニーズに応えるため、これまで16都府県を対象に開催していた通信制高校・サポート校のオンライン合同説明会「まるごと通信制フェスタ2024」を、10月より全国47都道府県を対象として拡大開催する。

このイベントでは、全国の各都道府県にて新入学・転入学・編入学できる通信制高校とサポート校がオンライン登壇し、生徒や保護者が自分に最適な通信制高校を効率的に比較・検討できる場を提供する。

不登校の増加と求められる多様な学び方の場

近年、全国的に不登校の児童・生徒数が増加傾向にある。文部科学省の最新データによれば、不登校児童生徒数は過去最多を記録し、教育現場において課題となっていいる。その背景には、いじめや不安、学校生活への適応困難、家庭環境の変化など、多様な要因が挙げられる。また、生徒一人ひとりの個性や学習スタイルに合わせた多様な学びの場が求められており、通信制高校はその解決策の一つとして注目を集めている。

通信制高校は、全日制高校とは異なり、時間や場所にとらわれない柔軟な学習スタイルを提供することができ、オンライン授業や個別指導、専門コースなど、多様なニーズに対応可能だ。不登校生徒や多様な学習ニーズを持つ生徒にとって、自己実現の場として重要な役割を果たしている。

地域に関係なく最新の情報を得られる

これまで通信制高校の合同説明会は、都市部や特定の地域での開催が主流だった。今回「まるごと通信制フェスタ2024」では、全国47都道府県を対象にオンラインで毎月開催することが決定した。これにより、地方在住の生徒や保護者も、地域に関係なく最新の情報を得ることが可能となる。一方で、地域密着型の情報提供を行うため、登壇するキャンパスは、各エリアから入学できる通信制高校・サポート校に限定している。また、年間を通じての開催するため、進路選択のタイミングに合わせて参加できるイベントとなっている。

最大8校の通信制高校・サポート校が登壇