夫の提案に渋々、鍵を渡すことを承諾した中原さん。しかし、これが大きな間違いだったのです。

◆勝手に部屋を掃除&小言にイラッ

勝手に部屋を掃除していた
「息子が小学生になった頃、私も働きに出たいと思い週に3回ほどパートを始めることになったのです。それを姑に伝えたところ、『じゃあ子供の面倒を見るわよ』と言われたのですが、さすがに悪いので断りました。すると翌週、信じられないことが……。

 私がパートから帰ると、明らかに誰か入った形跡があり部屋が掃除されているんです。もしかして姑が勝手に入って掃除した……? まさかと思い聞いてみると『入ったわよ~。それよりあなた部屋をもう少し片付けなさい。あんなにチラシをためこんで……』と言われてしまい、何も言い返せなくなってしまいました。

 夫にも相談しましたが、夫は昔から親に部屋を掃除させる人なので『別にいいんじゃない?』とあっけらかんとしていてムカつきましたね。でも、その日以来、断っても姑が勝手に部屋に入り部屋を掃除するようになったのです……」

 初めはあまり強く言えなかったという中原さん。しかし、ついに堪忍袋の緒がキレるような出来事が起きたのです。

◆留守の間に引き出しの中身まで見られていた

「その日もパートから帰るといつものように部屋が掃除されていました。またか……と思いイライラしているとちょうど姑から電話がありました。要件を聞くと『なんでバザーのこと私に言ってくれないの!』といきなり怒鳴られました」

 保護者が出し物をする小学校のバザーに参加したいと美弥さんに言ってきたそうです。

部屋の引き出しまで開けられていた
「保護者しか出せないんですよ、と適当になだめて電話を切ったのですが、問題はバザーのプリントが入っていた場所。リビングに引き出しに入れていて、出しっぱなしにしていたわけでもないのに……まさか引き出しを開けて見たの? 信じられないと思いましたね……」

 その日以来、度々引き出しの中の配置が変わっていることに気付いた中原さん。何度注意しても聞き入れてもらえず、ついに鍵を変える決意をしたといいます。