◆「妻でも母でも仕事人間でもない自分は、何者でもない」
由美子さんいわく「私が要領が悪くて、新卒で就職した会社では残業ばかりで、帰るのも遅いし、土日はぐったりしていました。やりたいこともなくて、就活も苦戦したので転職できる気がしなかった」そうです。転職した方がいいかもとはっきり思うようになったころにはすでに、“第二新卒”では通用しない年齢でした。
30代になってからついに転職をして、数年は新しい環境に慣れることに精一杯だったとか。そしてやっと落ち着いてきたころ、「妻でも母でも仕事人間でもない自分は、何者でもない」と思い始めたとか。
それでも当時は結婚したいと思ったわけではなく、習い事をしたりして趣味を増やそうとしたという由美子さん。なぜ婚活を始めることにしたのでしょうか。