木村拓哉&工藤静香夫妻の次女でモデル・女優のKoki,が、7日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)の2時間SPでバラエティ初出演を果たした。満を持してのバラエティ進出だが、ネット上では「接待感がすごい」「一緒に出演した俳優たちが空気すぎて可哀そう」などと、その扱いをめぐり視聴者から疑問や反発の声が続出してしまったようだ。

 番組では、Koki,が来春公開される2部作の主演映画『女神降臨』の告知を兼ねてゲスト出演。同作で共演する俳優の渡邊圭祐、綱啓永と3人で登場した。

 バラエティ初出演という希少性もあり、トークはKoki,を中心に進行。Koki,は両親との関係や姉・Cocomiとの思い出、幼少時に男の子とデートをした話などを披露した。正直なところ、当たり障りのないトークばかりに思えたが、くりぃむしちゅー、ネプチューン、チュートリアルといったベテランのレギュラー陣がKoki,のエピソードを広げようと奮闘。仕切り役の上田晋也からの質問もKoki,に集中した。

 番組全体でKoki,のバラエティ初出演を盛り上げようとしていたが、同じゲストとして登場した渡邊と綱は発言が極端に少なく、ほとんど見せ場なし。番組企画的にも2人にスポットが当たった場面はほぼなく、まるで「添え物」のような扱いになっていた。

 これに対して、ネット上では渡邊と綱のファンを中心に不満の声が続出。「扱いが失礼すぎる。渡邊くんと綱くんはなんのために呼ばれたの?」「3人ゲストに呼んでおいて、掘り下げるのはKoki,ちゃんだけっておかしいでしょ」「せっかく大きな番組に呼ばれたのに空気すぎて可哀そう」といった番組への批判コメントが飛び交った。

 なかには、かつて一世を風靡したお笑いユニット「ブルゾンちえみ with B」を想起したという人もおり、SNS上で「男性ゲスト2人が完全にwith B扱い」「この状況、なにかに似てると思ったらwith Bだ」といった声が上がっている。