柔道金メダリスト・角田夏実選手が、昭島スポーツセンター柔道場で開催されたRUN’S SCイベントに登場!子どもたちの夢に火をつけた一日となった。

子どもたちの将来の目標を描くきっかけに


9月30日(月)に開催された、昭島スポーツセンター柔道場での、RUN’S SC主催の特別イベント。SBC湘南美容クリニック所属の柔道家・角田夏実選手を招き、約50名の子どもたちと交流した。


角田選手が持参した金メダルに初めて触れた子どもたちは、その重みと輝きに圧倒され、将来の目標を描くきっかけとなったとのこと。4歳の男の子は、「将来、金メダリストになる!」と意気込みを伝えていた。

角田選手が実際に柔道を指導



イベントでは、角田選手が自身の経験や挑戦を語り、柔道を実際に指導する時間も。柔道に必要な基礎的なトレーニングや、試合前に実際に行っているサーキットトレーニングの一部を一緒に取り組みながら、難しい動きも丁寧に一つひとつ指導してくれた。



中学生の参加者は、角田選手から直接巴投げを受ける体験をし、その技の重みを肌で感じる貴重な経験となったよう。初めて目の前で、角田選手の巴投げを見た子どもたちからは、技の速さと人が回転する迫力、そして畳をたたく受け身の音の力強さに圧倒されている様子だったという。

逆境でも周囲のサポートと自身の努力を信じる


子どもたちからの質疑応答の時間では、「強い相手に敗れたとき、どのように対処すればよいか」という質問に対して、角田選手はビデオ撮影を通じて自身と相手の癖を研究する具体的な実践方法を提示。子どもたちは大きな学びを得たようだ。

また、この1年間、毎晩「今日やり残したことがないか」と自問しながら、時には不安で眠れない日々があったことを語った角田選手。さらに、柔道が怪我でできなかった時期の経験を通じて、周囲からの支えに感謝し、困難に直面しても決して諦めずに努力を続けることが夢の実現につながるというメッセージを子どもたちに送った。