中央共同募金会は、「赤い羽根共同募金」へのオンライン上の寄付の支払い方法として、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入。また、「PayPay」による「匿名寄付」も導入した。
「赤い羽根共同募金」について
「赤い羽根共同募金」は、社会福祉法に基づき、毎年10月から都道府県単位で行われる募金。第2次大戦直後の1947年(昭和22年)以来、78年にわたり地域の福祉活動に役立ってきた。
「じぶんの町を良くするしくみ。」をテーマに、年間約4万6千件のボランティア活動や地域福祉活動(高齢者、障がい者、子ども、災害時支援など)を応援している。
寄付の方法は、郵便振替・銀行振込、Yahoo!ネット募金、 J-Coin Pay ぽちっと募金(スマホアプリ)、提携クレジットカード、寄付つき商品の購入、メルカリ寄付などさまざまだ。
「PayPay」で手軽に寄付が可能に!匿名もOK
そんな「赤い羽根共同募金」への寄付方法として「PayPay」が選択可能となった。「PayPay」を通じた寄付のポイントは、スマートフォンだけで寄付が完了し、キャッシュレスで手軽に実行できることだろう。
10月1日(火)に東京・霞が関で開催された「赤い羽根共同募金」運動キックオフイベント会場では、「PayPay」募金コーナーが設置され、キャッシュレス寄付を行った人々もいたようだ。
なお、「PayPay」による寄付は、PayPay残高(PayPayマネー)のみ利用可能(※)で、PayPayマネーライト、「PayPayポイント」、PayPayクレジットは利用できないこと、寄付金額に対しての「PayPayポイント」の付与およびPayPayステップは対象外となること、現時点では「今回のみ寄付(単発寄付)」のみで選択できることなどが注意事項となっている。
また、より簡便に寄付できるよう、「PayPay」による匿名での寄付も選択可能に。ただし、匿名寄付の場合は、個人が特定できないため領収書の発行はできない。